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Teledyne e2v社とLOGIC-X社、Teledyne e2v 社の2種類の最新コンバータチップを搭載した、FPGAメザニンカード(FMC)を共同開発。

アルフェン・アーン・デン・レイン、オランダ、2019年6月28日 – 組み込み型のエッジコンピューティングに関するソリューションを提供している高品質なセンサープロセッシング製品のプロバイダー、Logic-X社とTeledyne e2v社は本日、Teledyne e2v社のデジタル/アナログ変換(DAC)およびアナログ/デジタル変換(ADC)デバイスをベースとしたCOTS製品を共同開発すると発表しました。

Teledyne e2v社とLogic-X社は、Teledyne e2v社の2種類の最新コンバータチップ、EV12DS460AとEV12AS350Bを搭載したFPGAメザニンカード(FMC)を共同で開発致します。EV12DS460A は7GHzを超えるアナログ周波数帯域、Kバンド(26.5GHz)までのマルチバンドでのダイレクトデジタルシンセシス、3クロックの非常に短いレイテンシといった特徴を持った革新的なDACです。EV12AS350Bはサンプリング周波数5.4GSps、入力帯域4.8GHz、26クロック・レイテンシ、ノイズフロア-150dBm/Hzという突出した性能を持った12ビット解像度ADCです。

「Logix-X社のビジョンは、適応型プロセッシング製品、センサー製品を含むセンサープロセッシングCOTS製品のポートフォリオを提案することです。Teledyne e2v社のデータコンバーターは、業界内で最も性能や品質が優れています。そのためLogic-X社はこのデータコンバーターを基本とした設計をするのです。」Logic-X社の創設者で社長のエリック・バーホースト氏は語ります。

Logic-X社はこの2つの製品を使用し、LXD30000を設計しました。3dB減衰帯域幅が4.8GHz以上のアナログ入力ステージに加え、5.4GSps、低レイテンシのADC (EV12AS350B)を使用しています。このデバイスにより、FMCは優れたSFDR、優れたフェーズノイズ性能と低レイテンシ(4.8ns)を実現しています。5.4GSpsでのサンプリングでディジタル段の帯域幅は2.7GHzになります。EV12DS460A DACデバイスはさらに小さいレイテンシ(0.6ns)を実現します。出力通過周波数域は0.5MHzから7GHzで、出力帯域幅は1.35GHzです。ADCとDACのどちらも、12ビットの解像度で、このクラスで最高の信号対ノイズ比を誇ります。この製品は以下のシステムに最適です:

  • 電子戦システム
  • レーダー波形発生器および受信器
  • 高度なデジタル無線周波数メモリ(DRFM)システム
  • 医療システム
  • 通信システム

「Teledyne e2v社にとって、お客様は大切な存在です。可能性の限界を広げてくれる方との出会いには、とりわけ胸が躍ります。また、マイクロ波技術のデジタル化がより進んできているため、Logic-X社のチームに協力して当社がマイクロ波信号処理技術を提供します。LXD30000は当社のデバイスを使用することにより、広帯域アナログ信号処理と低レイテンシの利点を十分に活かしています。このことから、Logic-X社は現在、マイクロ波技術のデジタル化や処理に関して、さらなるイノベーションを推進する立場にあり、その過程で、当社は今後も研究開発に励み、Logic-X社にさらに革新的な次世代データ変換技術を提供していきます。そしてLogic-X社と共に、イノベーションをさらに進めていきます。」 ー (ニコラス・シャンティエ、マーケティングディレクター、データおよび信号プロセッシングソリューション部)

Logic-X社に関するお問い合わせ:

 

Logic-X社 社長 エリック・バーホースト

www.logic-x.eu | erik.barhorst@logic-x.eu

phone: +31 172 899020

www.logic-x.eu/LXD30000

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