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5 September 2022

Teledyne e2vは、視覚システムを迅速かつ容易に開発できるターンキーMIPI光学モジュール “Optimom 2M” をリリースしました

202296日、フランス、グルノーブル — Teledyne e2vは、MIPI CSI-2光学モジュールとしては初めて、2メガピクセルOptimom™ の発売を発表しました。Teledyne e2v独自のイメージセンサー技術を搭載したOptimomは、ロボット工学、物流、ドローン、実験装置用の視覚ベースの組み込みシステムに必要な開発工程を最小限に抑えるべく熟慮して設計されています。

Optimom™ 2Mは、独自のMIPI CSI-2プロトコルと標準FPCコネクターを搭載し、組み込みプロセッサーボードとリンクします。ハードウェア統合用アダプターボードと、NVIDIA JetsonまたはNXP i.MXソリューションと容易にソフトウェア統合できるLinuxドライバーの両方を含む専用の開発キットを使用すれば、即座にシステムを統合できます。

この光学モジュールは、同じコンパクトな25mm角の外形で構成されており、制約の多い機械システムにも適合する単一機械設計を可能にしています。様々なアプリケーション要件に対応するために、Optimom 2Mは2つのカラーオプション(モノクロとRGB)と3つのレンズオプション(多焦点レンズ、固定焦点レンズ、レンズなし)で複数のシナリオに適合します。レンズは装着・フォーカス済みの状態で提供されるため、レンズ選びや組み立てなどの面倒な作業は不要です。

Optimom 2Mの全モデルは、Teledyne e2v社独自の、2メガピクセル 低ノイズ グローバルシャッターイメージセンサーを搭載し、高速移動する対象物も鮮明に映し出します。Optimom 2Mマルチフォーカス・バージョンは、革新的フォーカス調整技術により、大口径と広い撮影範囲を1つのソリューションで実現しています。

Teledyne e2vのプロダクトマーケティングマネージャーであるマリー=シャーロット・レクレールは、次のように述べています。「製品のライフサイクルが加速し、ビジョンユースの使用例が増加している今、ビジョンシステムメーカーは、新規開発に投資する時間と費用を削減し、付加価値に注力せざるを得ません。Optimom 2Mは、当社のイメージングに関する専門知識とカスタムソリューションにおける長年の経験を活かし、あらゆるプロジェクトに調節可能な、すぐに使えるイメージングソリューションで、この課題を解決することを目指しています。」

Optimom 2Mは、10月4日から6日にかけて開催される”VISION Stuttgart”で、ライブデモンストレーションを予定しています。詳しくは、Teledyneスタンド 8 B10にてご確認ください。専用デモンストレーションや個別のご相談につきましては、オンラインまたは営業窓口よりお問い合わせください。

資料、サンプル、評価キットは、お問い合わせを頂き次第お届けします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 Teledyne e2vについて

Teledyne e2vのイノベーションは、ヘルスケア、ライフサイエンス、宇宙、輸送、防衛、セキュリティ、および産業市場の発展をリードしています。Teledyne e2vのユニークなアプローチは、市場の声やお客様のアプリケーションへの課題に耳を傾け、お客様とパートナーシップを組み、標準、セミカスタム、フルカスタムの革新的イメージングソリューションをお届けし、お客様のシステムにさらなる価値をもたらします。

詳細につきましては、www.teledyne-e2v.jpn.com/imagingをご参照ください。

 

報道関係お問い合わせ先:
yuki.Chan@teledyne.com