Teledyne e2v、防衛および航空宇宙分野の課題に最先端のマルチコア・プロセッサで対応
9 April 2021 | Semiconductors
フランス、グルノーブル、2021年4月12日 – Teledyne e2vは、防衛、航空電子工学、宇宙分野のお客様のニーズに応えるために、QorIQ®に完全に適合する、鉛含有(Sn-Pb)仕上げ加工のT4240プロセッサを提供します。 マルチコアT4240ユニットは、非常に高い演算能力を必要とするアプリケーション・シナリオに対応できます。最大12のデュアルスレッドPowerArchitecture®コア(24の仮想コア)から構成され、1.8GHzの周波数を実現するこれらのデバイスは、最小限の基板面積で極めて高いパフォーマンスを提供します。また、広範なI/Oオプション(10Gbit Ethernet、1Gbit Ethernet、PCIe、USB、SATA、RapidIOなど)を備えています。T4240にはデータパス・アクセラレーション・ロジックが組み込まれており、パケット分類と処理効率が大幅に向上します。動作温度は、-55~125°Cです。 高信頼性環境向けデバイスとしての特性評価、スクリーニング、認定(求められる堅牢性、寿命、パフォーマンス属性を備えていることを確認)に加えてTeledyne e2vは、Sn-Pbボール・オプションのT4240も提供します。これにより、RoHS規制の対象外となるアプリケーション領域(防衛システムなど)で大きなメリットが得られます。オリジナル・メーカーであるNXPと同じテスト環境(同一のテスト機器、テスト品質、カバレッジ)により、信頼性が強化されたこれらのプロセッサは、Sn-Pbと鉛なしの両オプションで完全に保証されます。 特に計算量が多いアプリケーションやリソースに限りがあるアプリケーションでは、消費電力への対応も必要です。そのために、Teledyne e2vのエンジニアは、個々のアプリケーションについてお客様と綿密な打合せを行い、パワー・バジェット要件(静的、動的の両面)を完全に把握して適切な助言を行えます。 Teledyne...
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